■入学までの私
大学選びの基準にしたのが高等学科教諭一種免許状（数学）の取得可能な大学でした。中学生の頃から抱いていた先生になりたい気持ちと数学が好きだったことがその理由です。私の条件を満たしてくれる大学を国公立も含めて複数受験しました。静岡理工科大学に決めた理由は給費型奨学生制度です。この制度を利用すれば国公立並みの学費で進学が可能になると担任の先生が薦めてくれたのです。

■理工科大学での私
教職課程で最初に苦労したのが模擬授業でした。授業の進め方、質問対応など、戸惑うことばかりでした。でも担当の先生からの指導やディスカッションを繰り返し、一つ一つ克服していけたのです。教育実習に出かけて知ったのですが、教育学部に進学すると学生数が多く、私の受けた指導は普通ではないようです。採用試験前の小論文や面接応対への担当の先生からの親身になった指導には本当に感謝しています。

■未来の私
この春から地元長野県飯田市にある私立飯田女子高等学校で教壇に立つことになりました。私の好きな数学の楽しさや奥深さを一人でも多くの生徒に伝えたいです。そのためにも生徒にとってわかりやすい授業を心がけたいです。そしていつかは私が大学受験で悩んでいたとき、親身になって相談に乗っていただいた担任の先生のような対応ができる先生になりたいと思っています。