好奇心が世界への道を切り拓く
大学院理工学研究科 材料科学専攻 1年 (機能性高分子研究室)
千葉 遼 さん (静岡県立沼津城北高等学校卒)
■高校までの私
高校時代の私は、今とは違って平々凡々な生徒でした。中学から続けていたバスケットボール部に入部、文理選択では理系を選択しました。部活動と勉強に励む毎日でした。大学進学は考えていたものの、両親の意向や自分の考えもあり、静岡県内の大学に進学しようとぼんやり考えていました。そんな私の価値観を大きく変えたのが、中学3年生の時に読んだ、【喜多川秦『君と会えたから』】という本でした。この本を読んで、「限られた時間の中で、やりたいことをやりきりたい!」という気持ちが芽生えました。
高校時代の私は、今とは違って平々凡々な生徒でした。中学から続けていたバスケットボール部に入部、文理選択では理系を選択しました。部活動と勉強に励む毎日でした。大学進学は考えていたものの、両親の意向や自分の考えもあり、静岡県内の大学に進学しようとぼんやり考えていました。そんな私の価値観を大きく変えたのが、中学3年生の時に読んだ、【喜多川秦『君と会えたから』】という本でした。この本を読んで、「限られた時間の中で、やりたいことをやりきりたい!」という気持ちが芽生えました。
■世界への興味関心
大学に進学してから、「限られた時間の中で、やりたいことをやりきりたい」「自分でもやってみたい」──その想いはどんどん強くなりそれが私の行動の原動力となりました。
学部3年生の夏、私は海外留学に興味を持ち始めました。最初のきっかけは、「留学しておけば就職に有利なんじゃないか」というそんな気持ちでした。本格的に留学に意識を向け始めたのは、学部4年生の夏の頃でした。世界で広く使われる英語を身につければ、自分の可能性も広がるのではないかそう考えました。
さらに、世界に目を向けるほど、異なる文化や価値観の中で生きる人々の考え方を知りたいと思うようになりました。日本にいるだけでは見えなかった世界の広さに気づき、「もっと自分もその中で挑戦したい!」という気持ちが強まっていきました。
大学に進学してから、「限られた時間の中で、やりたいことをやりきりたい」「自分でもやってみたい」──その想いはどんどん強くなりそれが私の行動の原動力となりました。
学部3年生の夏、私は海外留学に興味を持ち始めました。最初のきっかけは、「留学しておけば就職に有利なんじゃないか」というそんな気持ちでした。本格的に留学に意識を向け始めたのは、学部4年生の夏の頃でした。世界で広く使われる英語を身につければ、自分の可能性も広がるのではないかそう考えました。
さらに、世界に目を向けるほど、異なる文化や価値観の中で生きる人々の考え方を知りたいと思うようになりました。日本にいるだけでは見えなかった世界の広さに気づき、「もっと自分もその中で挑戦したい!」という気持ちが強まっていきました。
■留学への挑戦
学部4年の春、まずは英語力を鍛えるためにフィジーへ短期留学を決意しました。異なる文化の中で学び、言葉の力を肌で実感しました。フィジーでは現地の人々が英語を日常的に使いながらも、独自の文化や言語を大切にしている姿に刺激を受けました。彼らのように、言語を通じて世界を広げ、自分の可能性を試してみたい——そう強く思うようになりました。
そして、その経験が次の挑戦につながります。
大学院1年生の3月、私は提携校の韓国の大学に短期留学しました。韓国語は留学前から独学で学んでいましたが、実際に韓国で学び、現地の人と関わることで、言語だけでなく文化や価値観の違いも深く理解できるようになりました。授業だけでなく、日常生活の中で韓国語を使うことで、机上の勉強だけでは得られない実践的なスキルが身につきました。トラブル続きの連続でしたが、その分人間的にも大きく成長できたと感じています。
学部4年の春、まずは英語力を鍛えるためにフィジーへ短期留学を決意しました。異なる文化の中で学び、言葉の力を肌で実感しました。フィジーでは現地の人々が英語を日常的に使いながらも、独自の文化や言語を大切にしている姿に刺激を受けました。彼らのように、言語を通じて世界を広げ、自分の可能性を試してみたい——そう強く思うようになりました。
そして、その経験が次の挑戦につながります。
大学院1年生の3月、私は提携校の韓国の大学に短期留学しました。韓国語は留学前から独学で学んでいましたが、実際に韓国で学び、現地の人と関わることで、言語だけでなく文化や価値観の違いも深く理解できるようになりました。授業だけでなく、日常生活の中で韓国語を使うことで、机上の勉強だけでは得られない実践的なスキルが身につきました。トラブル続きの連続でしたが、その分人間的にも大きく成長できたと感じています。
■想いはどこから
私には双子の兄がいます。私にとってライバルというより、鏡に映った自分のような存在です。
自分ができるなら、兄もできる。そして、兄ができるなら、自分にもできる。——そう思い、これまで多くのことに挑戦してきました。
この姿勢は、留学や研究に対する取り組みにもつながっています。現在、私は内定先と意見交換をしながら、大学院で学んでいる薬剤キャリアについて研究を進めています。兄と同じ会社に内定したこともあり、「自分ならどこまで成長できるのか?」という気持ちが、さらなる挑戦の原動力になっています。
また、研究の面でも、より実践的な経験を積むことができています。企業との意見交換を通じて、アカデミックな視点だけでなく、実際の現場で求められる技術や考え方に触れる機会が増えました。こうした環境の中で、自分がどのように成長し、社会に貢献できるのかを考えることが、今の自分にとって大きなテーマになっています。
私には双子の兄がいます。私にとってライバルというより、鏡に映った自分のような存在です。
自分ができるなら、兄もできる。そして、兄ができるなら、自分にもできる。——そう思い、これまで多くのことに挑戦してきました。
この姿勢は、留学や研究に対する取り組みにもつながっています。現在、私は内定先と意見交換をしながら、大学院で学んでいる薬剤キャリアについて研究を進めています。兄と同じ会社に内定したこともあり、「自分ならどこまで成長できるのか?」という気持ちが、さらなる挑戦の原動力になっています。
また、研究の面でも、より実践的な経験を積むことができています。企業との意見交換を通じて、アカデミックな視点だけでなく、実際の現場で求められる技術や考え方に触れる機会が増えました。こうした環境の中で、自分がどのように成長し、社会に貢献できるのかを考えることが、今の自分にとって大きなテーマになっています。
■これからの目標
私にとって、言葉は単なるコミュニケーションツールではなく、「相手の心に届く手段」です。フィジーで英語を学び、韓国で韓国語を磨いた今、次は英語と韓国語の試験を受け、10月からは中国語の勉強も始める予定です。アジア圏の日本において、英語、韓国語、中国語を習得できれば、相手の頭ではなく心に、自分の考えや思いを伝えることができると思います。
そして語学以外にも、もし熱意が続くなら、博士号の取得にも挑戦したいと考えています。研究を通じて得た知識や経験を活かし、より広い世界で活躍できる技術者を目指します。
これからも「やってみたい!」と思ったら、想像もしなかった新しい世界を知りに一歩、また一歩と踏み出していきます。
私にとって、言葉は単なるコミュニケーションツールではなく、「相手の心に届く手段」です。フィジーで英語を学び、韓国で韓国語を磨いた今、次は英語と韓国語の試験を受け、10月からは中国語の勉強も始める予定です。アジア圏の日本において、英語、韓国語、中国語を習得できれば、相手の頭ではなく心に、自分の考えや思いを伝えることができると思います。
そして語学以外にも、もし熱意が続くなら、博士号の取得にも挑戦したいと考えています。研究を通じて得た知識や経験を活かし、より広い世界で活躍できる技術者を目指します。
これからも「やってみたい!」と思ったら、想像もしなかった新しい世界を知りに一歩、また一歩と踏み出していきます。