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学生voice

データの中に埋もれている「宝物」を見つけ、形づける


情報部コンピュータシステム学科データサイエンス専攻2年
栗原 宏綺さん(静岡県立磐田西高等学校卒)

■高校生までの私
中学校でパソコンを頻繁に使うようになった私は、パソコンを使って動画コンテンツをよく見ていました。同時に機械音声やインターネット文化に興味を持ちパソコンに向かう時間が多くなっていきました。そんな私の姿を見た母が情報系の学びに力を入れている高校を教えてくれ、高校は磐田西高校(普通科と総合ビジネス科の併設学校)に進学しました。 高校では情報処理部に所属し、表計算ソフトの使用方法からITパスポートなどの資格取得まで、コンピュータに関する知識を得ることができました。 大学でも情報学を継続して学びたいと、県内外で情報を学べる大学を探していました。 静岡理工科大学は、私が受験をする年にコンピュータシステム学科に「データサイエンス専攻」が設置されることもあり、関心がありました。 受験は共通テスト利用で出願。情報の科目で受験できたことは私にとって有利になりました。

■大学の私
データサイエンスに興味を持ち学んでいます。主にPython(パイソン)というプログラム言語を学び、使用しています。このPythonはAI(人工知能)や機械学習分野で注目され、深層学習と呼ばれるディープラーニングの分野でも多くのソフトウェアがPythonを用いて動いています。データサイエンス専攻の富樫敦教授は、「ドローンの自動制御方法」や「ディープラーニング」、「データサイエンス演習」などコンピュータシステム学科の3年生以上で学ぶような応用的なことも講義や講義外で教えてくれています。 学びを深めるために専門的な文献も読みますが、その多くが英語で書かれています。また、そもそもプログラミング言語は主に英語が使用されており、富樫教授も日々英語の重要性を説いてくれ、私も実感しています。 元々英語がそこまで得意ではなかったので、何か行動を起こそうと思い、「オンライン英会話」を始めました。毎日25分世界各国の人とインターネットを通じて繋がり、雑談から文法のチェックなど様々な人と内容で会話をしています。最初は文法が気になって一歩踏み出せない自分がいましたが、いまでは少し根性が付いたと感じています。また、この経験を活かすため大学の国際プログラム(台湾の協定大学とのPBL※講義)にも参加することにしました。データサイエンスの学びを通じて感じた英語の重要性から巡り廻って、考えていなかった形で私の大学生活に彩を与えてくれていると感じています。

■将来の私
データサイエンスの魅力は、世の中に溢れる数字や文字の羅列であるデータを整理整頓し、グラフや表などを用いて視覚化し、そこに共通項や特殊な傾向など社会に役立つものを見つけ、活かすことです。現在様々なモノが情報技術で繋がり動いていることから、一般の方が考えるより遥かに大量のデータがあります。しかし、それらの中にはデータが活用されていない事例や、未だデータが取られていないものもあります。それらを必要としている人が使いやすい形にすることが魅力だと思います。 大学に入り1年半が経ち、データサイエンスの知識と技術がこれからの社会で重要になると感じています。この学びを通じ、データを纏めるための自動処理や纏めたデータを解析、見える化する高度な技術を修得していきたいですね。 キャンパスライフを送る中でも、在学生に利用してもらえるような、学生生活をより楽しく豊かにするためにデータを活用したWEBコンテンツの制作ができるのではないかと考えています。

※PBL・・・Project Based Learningの略。海外に渡り、現地の学生と共にPBL(課題解決型学習)に取り組むことでコミュニケーション能力を鍛えるプログラム。今年度はオンラインにて開催。

※学年学科名等は、取材時のものです。
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