行動次第で大学生活が変わる!好奇心が傾く方へ
理工学部物質生命科学科4年
松井萌野さん(静岡県立浜松南高等学校卒)
■高校までの私
部活などは一つのことをずっとやってきたような生徒ではなく、小学校ではバスケット、中学では卓球、高校では茶道→卓球などその都度やりたいことをやってきました。大学進学も姉2人が静岡県内の大学に進学していたこともあり、漠然と静岡県内の大学に行くんだろうなと考えていたくらいでした。テレビ番組の「大科学実験~やってみなくちゃわからない~」や「ピタゴラスイッチ」が好きで、中学の頃は理科の先生になりたいなと思っていましたが、本気で理学を学びたいと考え始めたのは、高校3年で「有機化学」を学んだことからです。炭素Cと水素Hなど構成元素の種類が少ないのに化合物の種類が非常に多いことやベンゼン環の形状やピクリン酸の名前に反し劇薬であるなど、私の好奇心をえぐりました。
■大学の私
私の所属する物質生命科学科では、理学の全般を学ぶことができ様々な選択肢が生まれます。
私は有機化学を専門的に学びたい気持ちを持ち続けていたので、大学1年時から有機化学研究室の桐原正之先生と講義後などで話をしたり、実際に研究室にもお邪魔したりしました。研究室は実験器具が沢山あって試薬のニオイがする独特な空間で、「これぞ私がイメージしていた大学」という感じでした。先生のお手伝いで大学に来た高校生の実験の手伝いをするなど、自ら行動したことで、他の学生に比べて早く「研究」に触れることができたことはとても良い経験だと感じています。
また、お理工塾応援隊という学生団体にも所属し、理科好きな小、中学生を増やすための理科実験イベントを近隣の子供たちに向けて開催しています。この団体で、理学を専門的に学ぶ先輩や仲間と知り合えたことが私の中でとても貴重なものとなっています。講義で解らない箇所や興味関心のある学問について、図書館のプレゼンテーションルームを利用し、先輩から教えてもらうなどとお理工塾に入らないと得られないものが得られました。
これまではお理工塾応援隊の準備室で講義の予習復習や仲間との時間を過ごしていた私も4年生になったら研究室に配属され、研究室で試薬のニオイを嗅ぎながら研究に没頭する1年を過ごすことになります。
■将来の私
大学で理学を専門的に学びはじめ、有機化学への好奇心は強まるばかりです。しかし、講義で量子化学など他の分野の学びに触れるとその分野も面白いと感じ、やりたいこと、学びたいことがありすぎて迷ってしまっています。(笑)
これから卒業研究が始まると、先端機器分析センター※の装置を沢山使いながら分析技術を高められることにもワクワク感しかありません。
将来の軸はまだ決まっていませんが、静岡理工科大学で学ぶことで理学が好きであることを改めて感じています。社会に出ても製薬や高分子、香料などどんな分野であっても研究開発の仕事に携わっていきたいと考えています。
※先端機器分析センター・・・学内で利用する比較的大型で共通性のある分析機器を集中管理し、機器の性能維持や新しい活用法の開発などを通して、研究・教育活動を支援することを目的に設立。28の分析装置を保有し、専門技術スタッフが常駐し学生の装置利用をサポートしている。
【あとがき】
松井さんは講義が終わっても、講義がない日も、教育棟にあるお理工塾応援隊の準備室で勉学に励んでいる。「なぜそんなに頑張れるの?」と質問しても、「家だと勉強できない性格なので、、、」と謙遜するが、インタビューを通じて自由な時間を自由に使える大学生が好きなこと(学び)を好きなだけやっているんだと感じた。
「大学の図書館が24時間空いてたら、私はずっと大学にいると思います」と言い放つ松井さんの笑顔が忘れられない。
※学年学科名等は、取材時のものです。
部活などは一つのことをずっとやってきたような生徒ではなく、小学校ではバスケット、中学では卓球、高校では茶道→卓球などその都度やりたいことをやってきました。大学進学も姉2人が静岡県内の大学に進学していたこともあり、漠然と静岡県内の大学に行くんだろうなと考えていたくらいでした。テレビ番組の「大科学実験~やってみなくちゃわからない~」や「ピタゴラスイッチ」が好きで、中学の頃は理科の先生になりたいなと思っていましたが、本気で理学を学びたいと考え始めたのは、高校3年で「有機化学」を学んだことからです。炭素Cと水素Hなど構成元素の種類が少ないのに化合物の種類が非常に多いことやベンゼン環の形状やピクリン酸の名前に反し劇薬であるなど、私の好奇心をえぐりました。
■大学の私
私の所属する物質生命科学科では、理学の全般を学ぶことができ様々な選択肢が生まれます。
私は有機化学を専門的に学びたい気持ちを持ち続けていたので、大学1年時から有機化学研究室の桐原正之先生と講義後などで話をしたり、実際に研究室にもお邪魔したりしました。研究室は実験器具が沢山あって試薬のニオイがする独特な空間で、「これぞ私がイメージしていた大学」という感じでした。先生のお手伝いで大学に来た高校生の実験の手伝いをするなど、自ら行動したことで、他の学生に比べて早く「研究」に触れることができたことはとても良い経験だと感じています。
また、お理工塾応援隊という学生団体にも所属し、理科好きな小、中学生を増やすための理科実験イベントを近隣の子供たちに向けて開催しています。この団体で、理学を専門的に学ぶ先輩や仲間と知り合えたことが私の中でとても貴重なものとなっています。講義で解らない箇所や興味関心のある学問について、図書館のプレゼンテーションルームを利用し、先輩から教えてもらうなどとお理工塾に入らないと得られないものが得られました。
これまではお理工塾応援隊の準備室で講義の予習復習や仲間との時間を過ごしていた私も4年生になったら研究室に配属され、研究室で試薬のニオイを嗅ぎながら研究に没頭する1年を過ごすことになります。
■将来の私
大学で理学を専門的に学びはじめ、有機化学への好奇心は強まるばかりです。しかし、講義で量子化学など他の分野の学びに触れるとその分野も面白いと感じ、やりたいこと、学びたいことがありすぎて迷ってしまっています。(笑)
これから卒業研究が始まると、先端機器分析センター※の装置を沢山使いながら分析技術を高められることにもワクワク感しかありません。
将来の軸はまだ決まっていませんが、静岡理工科大学で学ぶことで理学が好きであることを改めて感じています。社会に出ても製薬や高分子、香料などどんな分野であっても研究開発の仕事に携わっていきたいと考えています。
※先端機器分析センター・・・学内で利用する比較的大型で共通性のある分析機器を集中管理し、機器の性能維持や新しい活用法の開発などを通して、研究・教育活動を支援することを目的に設立。28の分析装置を保有し、専門技術スタッフが常駐し学生の装置利用をサポートしている。
【あとがき】
松井さんは講義が終わっても、講義がない日も、教育棟にあるお理工塾応援隊の準備室で勉学に励んでいる。「なぜそんなに頑張れるの?」と質問しても、「家だと勉強できない性格なので、、、」と謙遜するが、インタビューを通じて自由な時間を自由に使える大学生が好きなこと(学び)を好きなだけやっているんだと感じた。
「大学の図書館が24時間空いてたら、私はずっと大学にいると思います」と言い放つ松井さんの笑顔が忘れられない。
※学年学科名等は、取材時のものです。