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学生voice

災害を学び、仕事で活かせるようになりたい


理工学部 土木工学科 2年
遠藤 大雅さん(静岡県立富士東高等学校卒)

■土木工学に興味を持ったきっかけ
 父が建築関係、祖父が土木関係の仕事をしていて興味を持っていました。僕が本格的に土木に興味を持ったのは2021年に熱海で起きた土砂災害です。当時は富士に住んでいて熱海という近場で災害が起こったことに驚きと恐怖を持ちました。普段テレビで見ていたことが身近でも起きた気がして怖かったです。また、静岡は南海トラフ地震がいつ起こるか分からない事や、その後の津波被害、富士山の噴火、土砂災害などの多くの災害が起こる可能性があります。そういった災害を学び、仕事で活かせるようになりたいと思い土木を学びたいと思うようになりました。

■静岡理工科大学を選んだ理由
 卒業後は県内での就職を考えており、県内唯一の土木工学科ということで県内の土木業界からの注目があるということで就職の際にも有利になるのではないかと考えたからです。また、県内の土木事情について知ることができ、県内に就職するとなった際にその知識を活かすことができるのではないかと思いました。

「土木工学科棟あーすつりー」2022年10月に竣工

柱を極力設けないフレキシブルでオープンな空間設計

■静岡理工科大学の魅力
 静岡県には海・山・川があり、土木にって自然の教材が沢山あることが魅力だと思います。
土木の様々な分野を学び、現場見学に行く中で土木が生活をする上での基礎になっていることをより実感しました。実際に学んでいる内容だと災害、橋梁、街づくり計画などがあります。それ以外にも道路や港湾、トンネルなども土木分野であることを学びました。習った内容だけでも土木が生活に必須であるということが分かります。しかし、実際に働いている方の話を聞くと人手不足であるというのを常に聞きます。なので、もっと多くの学生が土木に興味を持ってくれるといいなと思います。
■将来の展望
卒業までにドローンの国家資格を取りたいと考えています。講義の一環で現場見学に訪れた際にドローンの活用について話を聞く機会があるのですが、どこの現場でも需要が高いという話を聞くので取りたいなと考えています。
研究室では地盤や土砂災害などの自然現象を扱う「地盤工学」を希望し、土の基本的な性質を理解し、社会でどのように役立てられているかを研究していきたいです。
また、卒業後は県庁に就職し、研究で学ぶ地盤や土砂災害などの自然現象の発生を防ぐための仕事をしたいと考えています。

土木工学科棟内での自習の様子

「地盤工学」では地域の地盤の成り立ちや性質、特徴を知り、土木構造物の設計や維持・管理への活用を学びます。

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