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学生voice

好きなことを追究する そのためには基礎学習が必要


理工学部 物質生命科学科3年
山本 なつみ さん(静岡県立科学技術高等学校卒)

■高校生の私
理科実験が好きな私は、その好きなことを学ぶために高校では工業系高校の物質工学科に進学しました。はじめは高校卒業後に就職をしようと考えていましたが、社会に出てからも自分の興味が深い「化学分野の研究職」で活躍したいと考え、大学進学を決めました。

■大学での私
静岡理工科大学 物質生命科学科に入り、理学分野を専門的かつ幅広く学んでいます。大学に入って思うことは、大学の学びはやはり高校の延長線上にあるんだなと感じています。確かに専門性は高くなりますが、その基本は高校までの理科で学んだ化学や生物の知識であり、それを応用していくのが大学での学びです。また、実験系の講義も多く、先端機器分析センターなどの機器装置を使えることも私の興味関心を深めることに繋がっています。
学生生活では、大学で何か頑張ったことを見つけたいと思い、「お理工塾応援隊」※というサークルに所属しています。お理工塾では学年関係なく、どうやったら小中学生の理解を深められるかについて、実験のテーマ決めや内容を主体的に考え実行することが求められます。私の性格に合っていると感じて、私自身も活動を楽しみながらできています。

■給費奨学生について
私は、ありがたいことに授業料のサポート学生に選ばれ、授業料の減免を受けています。アルバイトの時間も減らすことができ、自分の時間を増やせていると感じています。
サポートを受け続けるためには、学業の成績を維持することが求められます。私が大切にしていることは、普段の講義を大切にし、必要な予習や復習を行うことです。大学までは往復1時間の電車通学かかるので、その時間を有効に使うだけでも十分な学習時間になっていると感じています。また、サークルの仲間と授業の復習やテスト前に問題を出し合うなど、助け合いながら学べています。特別なことをするのではなく、「当たり前のことを当たり前に行う」ことが重要だと思っています。

■理工科大学の魅力
先生との距離が近く、また親身に話を聞いてくれると思います。講義終了後に先生に質問をしている学生が多く見受けられます。先生方も丁寧にかつ的確に質問に答えてくださり、紙に図解しながら説明してくれるため、理解しやすく助かります。

■今後の私
今後(3年生後期)には研究室の配属先を決め、自身の専門分野を定める必要があります。私は分析を行う研究職を目指していますので、高度な分析装置が多数ある先端機器分析センターの施設設備を使った研究活動で技術や知識を高めていきたいと思っています。

※お理工塾応援隊・・・小中学生を中心に、理科への興味・関心を高め、実験やものづくり、チャレンジすることの楽しさを知ってもらうことを目的として、実験・体験講座を行う団体。


※学年学科名等は、取材時のものです。
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