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学生voice

航空技術を生かせる警察官になり、安心・安全な世の中を作りたい


理工学部 機械工学科 航空工学コース (無人機航空システム工学研究室)
山本 花音さん(浜松開誠館高等学校卒)
静岡県警察本部  内定

■機械工学分野に興味を持ったきっかけ
私は幼いころ遭遇した二度の交通事故の経験から、人々が安心して暮らせる安全な世の中を作りたいと考えるようになりました。警察官になりたいと家族に相談したところ、大学時代に好きなことを学んでから進路を考えてみては、とアドバイスを受けました。航空工学にも興味があったので、航空機の知識や技術を習得すれば、ドローンなどの航空機を使用した警察業務に役立てるのではないかと思い、大学で機械工学を学ぼうと決めました。

■静岡理工科大学を選んだ理由
 興味のあった航空機について学びたいという点と、家族と話し合う上で地元進学という点も大切にしました。静岡理工科大学の入試方法を調べていく中で「給費奨学生入試」という入試方法があることを知りました。12月の年内入試で、得点の上位者には50万円の授業料減免を受けられる入試制度です。得意科目である数学を利用しての受験ができるので、年明けの一般入試や共通テストの力試しにもなると思いこの入試方法で受験を決めました。
また、理工科大学を調べていく中で機械工学科に「航空工学コース」があることを知りました。ドローンをはじめとした航空機について詳しく学べると知り、さらに興味を持ちました。航空機についての研究室も充実しており、自分が学びたいことが4年間充実して学べると思いました。

■大学の魅力
 技術革新により現代社会で機械工学はとても身近な存在であり、なくてはならないものになっています。モノを製作するだけでなく、そのモノの構造を知ることで性能を知り、正しく使うことにもつながります。機械工学科ではモノづくりに関係した知識だけではなく、家電や自動車といった身近にある機械を適切に扱う知識を得ることもできます。
また、静岡理工科大学の「航空コース」では航空機に関連した知識、技術を習得することができます。現在、航空機は有人のものをはじめ、無人での農薬散布や空撮など幅広く利用されています。さらに今後は物流インフラや災害現場での利用が始まり重要な研究内容となっていくと思います。今後必要となる航空機のことを知ることで、様々な状況で役立つ知識を得ることができます。
■取り組んでいる研究内容
私は「無人機航空システム工学研究室」に所属しています。航空工学全般を利用して、主に無人航空機や人力飛行機の研究開発を行う中で、私の研究テーマは「無人ヘリコプタの高速化」についての研究を行っています。
日本は災害が多く、また医療が届かない地域があり無人機で高速に物資を届ける必要があります。自分たちが研究したデータをまとめ、共同研究先や必要としている企業に情報提供することで、製品化につながり今後の日本の航空機産業の発展につながっていくと思います。卒業までに有力な情報を収集し、大学生のうちから世の中に貢献したいと思います。

■将来の展望
卒業後は、幼いころからの夢だった警察官として働くことが決まっています。大学で機械を学んだことにより、自分にしかできない工学的な視点も業務に活かせたらと思っています。
正義感をもって犯罪に立ち向かい、優しさをもって人々に寄り添い、安全・安心して暮らせて当たり前の日常生活が送れるよう全力で務めたいと思います。


●サイバー防犯ボランティア
サイバー防犯ボランティアでは、サイバー空間の規範意識の改善と安全で安心して利用できるインターネットの確立を目的に、違法サイトや悪質な書き込みを見つけ、警察へ報告する活動を行っています。また、警察の方と一緒に高等学校に出向きSNSの危険性について話をしたり、注意喚起のキャンペーン動画作成や街頭での広報啓発活動を行っています。

山本さんコメント
サイバー空間には多くの情報がありますが、実は悪質なものも多く犯罪に巻き込まれやすい環境であることを知りました。誰もがインターネットを使う時代だからこそ、利用者には正しい知識を身に付けてもらい、違法サイトを報告して減らしていき、安全で安心なサイバー空間になるよう今後も活動を続けていきたいです


※学年学科名等は、取材時のものです。

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