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学生voice

「心が動く空間」を建築で届けたい。


大学院理工学研究科 建築学コース
本学理工学部 建築学科卒 建築意匠研究室
中園 雅也 さん(静岡県立遠江総合高等学校卒)
■ 子どもの頃の私
静岡県袋井市出身で、小学生の頃からサッカーに夢中でした。大学に入ってからも、母校のサッカー部でコーチとして活動しています。
一方で、レゴや段ボールを使って工作をするのが好きで、「ものをつくること」に自然と興味を持っていました。

■ 建築学に興味を持ったきっかけ
中学時代に「職業講話」という授業で建築士という職業を知ったことが、最初のきっかけです。さらに、家族で訪れた「国立新美術館」の建築に強く惹かれました。「建築って、見た人の心を動かせるんだ」と実感し、建築の世界に強い興味を持つようになりました。

■ 静岡理工科大学を選んだ理由
高校生のとき、地元に新たに建築学科ができたことを知り、「ここで学びたい」と思いました。地元にいながら建築の専門的な学びができる環境が整っており、校舎も設備も新しく、理想的な学習環境だと感じました。
「地元で建築を学びたい」という思いが強く、推薦制度を活用して第一志望で受験しました。

コンテスト提出作品

■ 学生生活について
現在は、建築設計の授業や模型制作、研究活動に力を入れています。2年次に建築事務所のインターンシップに参加し実務を経験したことで、特に模型づくりへの関心が高まりました。これまでに制作した模型は20個を超えます。
本学の特徴の一つは、先生との距離が近いことです。授業中に個別でアドバイスをいただける機会も多く、さまざまな視点からフィードバックを受けることで、設計への理解が深まりました。

■ 建築コンテストへの挑戦
静岡市主催の建築コンテストに、研究室の仲間とともに参加しました。テーマは「駿府城の天守台見学施設」。私たちは、かつての城下町で共有されていた“せり”という場に注目し、それを現代の“縁側”として再構築する設計を提案しました。
歴史的な背景を踏まえながら、人々が自由に過ごせる開かれた空間を表現することを意識しました。その提案が高く評価され、受賞につながったと感じています。
■ 今後の目標
将来は設計事務所への就職を希望しています。まずは都市部で経験を積み、将来的には地元に戻って、地域に根ざした建築を手がけたいと考えています。
「心が動く空間」を建築によって届けられるよう、これからも学びと挑戦を続けていきたいです。

最優秀賞を受賞

中園さんの作品集

参考になる実在する建築物の模型を制作

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