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進路・資格

多くの大人と関わってやりたいことを自由にさせてもらった4年間


※所属・企業情報等は、取材時のものです。

■静岡理工科大学への進学および学んだ分野・所属した学科を選択した理由
私は、小学生のころからずっと理科の実験など化学に興味があり、大学選択の際に、高校で学んだ以上にもっと知りたいと思った対象も化学で、それを専門的に学べるところへ進学したいと考えました。また、大学を決める際に一番優先させたかったのは、地元である静岡県内で進学・就職することで、条件に合う大学が静岡理工科大学でした。静岡理工科大学のオープンキャンパスで研究室を見て回ったとき、面白そうな研究室が多く、「化学」と言っても色んな研究があり、ここならば自分がもっと学びたいと思う研究が見つかると感じました。
■大学生活の中で特に頑張ったこと
学業とサークルの両立です。私は大学で、女子学生の活動を通じて学内外との交流を企画する団体「リケジョカフェ」に所属し、リーダーを務めました。リケジョカフェではお茶屋さんの新商品開発に携わったり、就職先が決まった先輩方の話を聞くロールモデル座談会を開催したりと、大学の学務課の方々に協力していただきながら自由度高く様々な経験をしました。私はこれまで、リーダーという立ち位置をほぼ経験してこなかったため、意見を集めるための例示としての意見を出したり、期日までに意見をまとめるために、決めるべきことの洗い出しや話し合いの予定を立てたりといった発案を現実に変えるために必要なことを学びました。学業においては、軸として学んでいた分野以外の講義も積極的に受けたり、授業のレポートに必要なこと以外も積極的に調べたりしました。
■大学での学びが現在の業務にどう生かされているか
私が研究職に興味を持ち始めたのは、大学選びの頃です。化学への興味を活かせる職業に就きたいと考えたからです。しかし、研究職は大学院卒業以上のみの求人も多く、人気な職業であるため、医薬品会社や化粧品会社など化学を活かせそうな企業で、他の職種も視野に入れながら就職活動をしました。そんな中、現在の会社と縁があり、希望通りの研究職で内定をいただきました。業務では、開発業務の試験担当者として、期日までに試験結果の報告が必要なので、余裕を持った試験計画を立て、効率的に進めるよう心掛けています。また開発には様々な知識が必要なので、軸として学んでいた分野以外の講義も役に立つことがあったり、試験方法や分析機器など調べものをする習慣が必要であったりと活かされています。

■就職後に感じた自社の良いところ
より良い精度で試験ができるよう、気になったことは調査と共有をし、今後に繋げていく風土があり、気に入っています。困ったことや分からないことがあれば仲間にすぐに聞き、一緒に解決できる安心感があるので、予想と異なることが起きても冷静に対処できます。また、自分が開発に携わった医薬品が承認取得した際は嬉しかったです。
■静岡理工科大学の就職支援について
就職活動を始めたての頃にエントリーシートの添削をしてもらったり、大学に来ている求人や過去に卒業生が選考を受けた企業などを見たりとよく利用しました。就職活動に行き詰まってきたころに企業の探し方や面接のコツなどを教えてもらい、そこから面接の通過率が高くなった気がします。
■静岡理工科大学はどのような大学だったか
多くの大人と関わってやりたいことを自由にさせてもらった場所です。教員との距離が近いということもあり、質問に行くとちょっとした質問でも納得するまで説明してくれたり、就職活動であまり大学へ行けなかった時期には体調を気遣ってくれたり、大学祭のとき「リケジョカフェ」のブースでコーヒーを淹れた際には、教員や学務課の方が多く飲みにきてくれたりしました。当時も思っていましたが、今思っても本当に自由に過ごしていたと思います。
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