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進路・資格

理工科大は先生と学生、学生同士の関係を感じられる大学だった


※所属・企業情報等は、取材時のものです。

■静岡理工科大学への進学および学んだ分野・所属した学科を選択した理由
高校では化学部に所属しており、風車の羽根について研究していました。簡単に言うと風を効率良く受けられる羽根の形状を考え、作成するというものです。その研究の過程で発電機はエネルギー変換でロスが生じるということを知り、何故そうなるのか疑問に思いました。そこから電気・電子工学の分野に興味を持ち、静岡理工科大学の電気電子工学科に入学しました。大学では様々な授業を受けたのですが、その中でセンサから計測した一見何も見えない信号を解析し意味のある情報を取り出す、ということに興味を持ちました。これが理由で、生体情報の計測技術を研究している研究室を選択しました。こうして振り返ってみると行動決定の指針は「興味を持って知りたいと思えるか」、だったと思います。
■大学生活の中で特に頑張ったこと
一番は研究活動です。私が所属していた生体情報計測研究室では、簡単に呼吸や体温を測ることができるシステムの開発を行なっていました。そしてそのシステムを実際に患者さんに利用していただき、計測データの解析結果を看護師さんや患者さんと共有するなど貴重な経験をしました。そのような経験から、ただ物を作るだけではなく利用する方にとって一番良いことは何か、それを実現するために私にできることは何か、といったことを考える力が成長したと思います。また、研究内容を学会で発表したり、大学見学に来た高校生に説明したりと、いろいろな人に自分の考えを話す力も身に付けることができました。
🔳現在の就業先や職種を選択した理由
大学院での研究テーマと弊社の分野は異なりますが、根本的な「ものづくりを通して人の役に立つ」という点が共通していたため、NECネットワーク・センサへの就職を希望しました。大学のOGからも、開発したシステムを現地で評価するといった話を聞いており、それも後押しとなりました。
🔳大学での学びが、現在の業務にどのように活かされてるか
エンドユーザーの顔が見えるというのは、やりがいと同時に責任も伴います。システムを実際に評価する場合、最初から想定通りの動作をすることは少ないです。課題を見つけて、改善する方法を検討・適用した結果どう変わったか、そしてチーム内で議論を重ねる。こういった一連の流れは大学時代の研究活動を中心に経験していたため、課題に向き合う姿勢が特に業務に活かされていると思います。
■静岡理工科大学の就職支援について
面接官を学科の先生方が担い、面接練習をする模擬面接の支援が印象に残っています。就職活動の支援というとキャリア支援課だけが行うのかなと初めは思っていたのですが、先生達も学生の手助けをしてくれると知り、心強く思いました。その結果、大学院での研究を行ないながら、就職活動を終えることができました。
■静岡理工科大学はどのような大学だったか
大学進学を機に独り暮らしを始めたため、入学当時は大学生活に不安がありました。しかし、助言教員制度という、学生生活全般の相談相手として学生個々に担当教員がつく仕組みがあり、縦と横の繋がりを作ることができました。他にも先生の講義をアシスタントする先輩などもいて、先生と学生、学生同士の関係を感じられる大学でした。
■就職後に感じた自社の良いところ
弊社は防衛事業の中核を担う会社であり、客先からは最先端の技術が求められています。その要求に応え続け、積み重ねられた高い技術力を有していることが自社の強みです。また、製品を納入して終わりではなく、長期間運用される装置の維持をサポートする体制も、客先のことを第一に考えていると思います。
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