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進路・資格

静岡理工科大学で培った『目的を持って努力する力』が、今の成長を支える


※所属・企業情報等は、取材時のものです。

■静岡理工科大学への進学および学んだ分野・所属した学科を選択した理由
自宅から通える大学を探す中で、先端機器分析センターを有している点に魅力を感じ、静岡理工科大学への進学を決めました。同センターには、NMRやIRをはじめ「多様な分析機器揃い」、「学生が自由に利用できる環境」が整っていました。
物質生命科学科を選んだ理由は2つあります。1つ目に、高校時代から生物と化学が好きで、これらをより深く学びたいと考えていたこと。2つ目に、基礎実験を通じて実験器具の正しい扱いを身につけることは、将来、研究や仕事に役立つと感じたからです。
■大学生活の中で特に頑張ったこと
私は、希望する研究室に進むため、目的を明確にし、学業へ取り組みました。人気がある天然物化学研究室への配属を勝ち取るため、その研究室の鎌田昂先生が担当する講義では、予習・復習の徹底や積極的な質問を通じて理解を深めました。
配属面談では、この講義に人一倍熱意を注いだことを率直にお伝えし、努力を評価いただき、この研究室に進むことができました。この経験から、目的を持ち前向きに努力し続けることの大切さを学びました。
■現在の就業先や職種を選択した理由
就職活動では、静岡県内で勤務できる医薬品会社を中心に探していました。
私は、幼いころからサッカーに親しみ、貼付剤や固形軟膏剤に馴染みがあったことから、整形外科領域に特化した当社に関心を持ちました。その後、説明会や会社見学会で理解を深めたところ、スポーツをする人に「この貼付剤を使ってよかった」と思ってもらえるような製品づくりに携わりたいと思えたので就職を決めました。
■大学での学びが現在の業務にどう生かされているか
現在、私が従事している品質管理職においては、徹底した管理を通じて安心して使っていただける製品を届けることが重要です。大学での基礎実験や目的を持って努力する姿勢は、現在の業務にも活きています。
私はまず1つの品目を深く理解し、確実に試験法を全て習得することを目標に取り組んでいます。この積み重ねが試験範囲の拡大や業務フローの確立に繋がると考えています。今後も品質管理を通じて、安心できる製品づくりに貢献していきたいです。
■静岡理工科大学の就職支援について
静岡理工科大学の就職支援には大変お世話になりました。
エントリーシートの添削や面接練習を重ねる中で、自分の課題が明確になり着実に改善できました。多くの学生を指導されてきた経験に基づく的確なご助言と励ましに、心より感謝しています。これらのご指導が自信となり、就職活動を最後まで前向きに進める力になりました。
■静岡理工科大学はどのような大学だったか
先生方との距離が近い大学です。密なコミュニケーションを取りながら研究を進められる点は、他大学にはないメリットだと感じます。私の所属する研究室は院生を含めて7名と少人数で、その分、学部生である私も先生や大学院生の先輩方と密に意見交換しながら学びを深めることができました。
■就職後に感じた自社の良いところ
若手のうちから様々な仕事を任せてもらえる点です。
入社2年目でテープ剤の全試験法をご指導いただきました。OJTを通して先輩から丁寧な指導を受け、前任者と同等の技量を身につけてから試験を担当できるため、安心して業務に臨めます。着実にスキルを磨ける環境が整っており、自分の成長を日々実感しています。
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