建築学科の特色
みる、気づく、考える、究める
生きた教材「建築学科棟えんつりー」と「プロジェクトブック」による実践的教育
実際の状況を「みる」ことから始まり、それによって「気づき」、気づくことで「考える」。そして、考えることで「究める」に至るステップをつなげたカリキュラムのもと、「えんつりー」と「プロジェクトブック」を有機的に参照しながら教育・研究をおこなっています。
実際の状況を「みる」ことから始まり、それによって「気づき」、気づくことで「考える」。そして、考えることで「究める」に至るステップをつなげたカリキュラムのもと、「えんつりー」と「プロジェクトブック」を有機的に参照しながら教育・研究をおこなっています。
「みる」「気づく」「考える」「究める」に主体的に取り組む
「えんつりープロジェクトブック」
「みる」
プロジェクトブックを携える、えんつりー内外を「見る/観る/診る」。
建築各分野の存在を知り、建築の幅広さ、奥深さを知る!
建築各分野の存在を知り、建築の幅広さ、奥深さを知る!
建築セミナー
フレッシュマンセミナー
近代建築史
建築材料
建築設計・基礎
「見る」
フレッシュマンセミナー[1年次]
建築学科で一番最初の専門科目。まず、えんつりーの柱やダクト、窓枠、通路など、様々なものを「見る」。
そして、寸法を「測る」ことでスケールを身体化する。
そして、寸法を「測る」ことでスケールを身体化する。
「観る・診る」
建築セミナー[1年次]
デッサンを通して、「えんつりー」の室内外を虫の目で「観る」。
そして、ここから表現技術を学ぶ。
そして、ここから表現技術を学ぶ。
建築材料[2年次]
使用材料を「観る」習慣付けを促し、「適材適所」に使うための「眼」を育成。
そして、コンクリートのひび割れなどの原因を「診る」ことで、対策に「気づける」ようにする。
そして、コンクリートのひび割れなどの原因を「診る」ことで、対策に「気づける」ようにする。
「気づく」
えんつりーの内外を「見る/観る/診る」ことから「気づく」ことにつながる。
リアルな学習対象が身近にある利点を活かした教育プログラム。
リアルな学習対象が身近にある利点を活かした教育プログラム。
構造・材料力学
材料実験
建築計画1
設備計画
建築施工
日本建築史・西洋建築史
環境実践研究
建築設計 A1・A2
建築施工[3年次]
実例をもとに、建築物構築の手法を学び、部位・部材に要求される性能・品質の確保手法に「気づく」
建築・設計基礎[2・3年次]
えんつりー建設にあたり、設計者選定に参加した各社の提案を示し、同一敷地の答えは一つでないことに「気づく」
建築設備工学系[2・3年次]
設備機器について、専門知識の理解と現場設置の詳細に「気づく」
構造・材料力学[1・2年次]
柱・梁・ブレースを使った力の流れについて、実例を「見て」、大きさ等に「気づき」、説明・計算能力を習得
「考える」
研究室配属で自分の専門を決めるにあたり、各分野で習得すべき専門的な技術・知識を発展型教育として学ぶ!
構造設計
構造演習
環境実習
建築生産
建築計画2
鉄骨構造
建築設計B1・B2
環境計画
環境実習(実験・実測)[3年次]
建築環境の物理量(音、光、熱、エネルギー等)を測り、分析し「考える」
鉄骨構造[3年次]
えんつりーの鉄骨柱・梁部材・耐震補強材・接合部の構造詳細の「確認」
設計演習[1~3年次]
えんつりーでの日々の生活を体感し、空間のつくられ方に「気づく」。そして、演習で自ら案を「考える」
建築生産[4年次]
えんつりーの施工図と実際とを比較する。建築物の造り方をどうするか「考える」
「究める」
社会にエントリーする前に、4年間の学びの集大成として、それぞれのテーマのもと、主体的に調査・実験、制作を進め、卒業論文・卒業設計として、とりまとめる。
基礎研究
卒業研究(意匠・計画系)
卒業設計(意匠・計画系)
卒業研究(材料・生産系)
卒業研究(環境・設備系)
卒業研究(構造系)
養われる力
課題解決力・リーダーシップ・実行力・観察力・計画力・チームワーク・自主性
計画・意匠分野
自ら設計した卒業作品。教員や外部の建築家から講評をもらい、自身の4年間の成長と社会ではまだ通用しないであろう未熟さを理解する
環境・設備分野
えんつりーのエネルギーマネジメント。えんつりーのZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)達成に向けた改善案創出
構造分野
大型構造実験による新技術の開発。新たな構造設計法を学生中心に提案
材料・生産分野
コンクリートの乾燥収縮ひび割れと、その低減策に関する研究。研究成果は県内建設関連企業等への提案/展開につなげていく