建築学科棟 えんつりー
建築学科棟「えんつりー」は、基本構想段階から建築学科の教員がコミッショニング(性能検証)を行い、プロポーザルを経て選定された建築家の古谷誠章+NASCAとともにつくりあげてきたユニークな教育研究施設です。静岡県の気候を活かした大きな軒下空間は、学生、教員、地域住民が出会う立体的な広場となります。内部は研究成果をもとに「ミックスラボ」として、壁を極力なくし、異なる領域同士の交流を促進する空間としてつくられています。建物自体が教材となるよう設計された「えんつりー」から新しい教育研究が生まれます
建築学科棟「えんつりー」 外観
1F エントランスホール
壁を極力少なくした構造。ワンフロアがオープンな空間としてつながったミックスラボと呼ばれる形式。それぞれの箇所で部屋としての役割も持っています。
2F 講義室
線でつながるようにデザインされた照明による、明るい雰囲気の講義室。
3F 四畳半のタタミユニット
畳は、伝統的に日本人に受け継がれてきた身体的スケール。日常的に体感でき、学生同士の議論の場にも。
4F オープンラボ
4階全体をワンルーム空間とした研究活動
フロア。それぞれの研究室に配属された学生が、他の研究室との交流や協働を実現できる学びの場です。