電気電子工学科の特色
座学で基礎知識を身につけ、実験・演習により応用力を身につける
電気電子工学科では、「基礎科目で根を張り、専門性の幹を育て、研究で実を結ぶ」教育をおこなっています。
重要基礎科目については少人数教育、専門科目については座学だけではなく実験・演習を併せて行うことにより、知識の定着を図っています。
重要基礎科目については少人数教育、専門科目については座学だけではなく実験・演習を併せて行うことにより、知識の定着を図っています。
2022年度卒業生アンケート
導入教育の充実
大学生活では高校までの生活とは異なり、自主的な学習が求められます。電気電子工学科では、学生5~6名に対して、教員1名が助言教員となり、フレッシュマンセミナーおよび電気電子工学入門において、高校から大学への学習面、生活面を含めて円滑な移行を目指すための導入教育をおこなっています。
フレッシュマンセミナー
大学生活および学習が円滑にスタートできるよう、大学生活を始めるにあたっての留意点や学修方法等について指導を行います。
電気電子工学入門
電気電子工学科の基礎重要科目である電気回路学1で学ぶ理論や公式を、実験を通して確認することにより、電気回路学1の理解度を向上させています。
最重要基礎科目は少人数教育体制で運用
きめ細かい教育で理解度UPを促進!!
電気回路学1、電子回路学1、電磁気学1は、電気電子工学を学んでいく上での基礎となる最重要科目です。そのため、少人数での教育体制を採ることで、学生個々にきめ細かい教育を行き渡らせ、理解度UPを促進しています。また、3年次前期の定期試験にて、理解度チェック試験を実施し、学生それぞれが自分の到達度を認識することで、次の段階にどのように進めばよいかの基準としています。
電気回路学1
回路の電流・電圧・電力等の計算手段で、基本となる直流と正弦波交流に対する定常状態解析を中心に学ぶ。
電子回路学1
トランジスタの使い方や各種増幅回路の動作原理を把握し、簡単な増幅回路の設計ができるようになることを目指し、集積回路の基本的構成要素を理解する。
電磁気学1
電磁気学の基礎として、電荷、電解、電位、静電容量などの基本的事項を分かりやすく解説する。
さきがけ研究室体験制度
電気電子工学科では、通常3年次の後期に研究室の配属を決定しますが、研究室を一足早く体感することができる「さきがけ研究室体験制度」があります。1~2年次のうちから研究室の雰囲気や先輩との交流を体験でき、研究内容を知ることができるのが大きな魅力になっています。誰でも気軽に申し込みができるので、気になる研究室があれば、ぜひ、担当教員に一度相談をしてみてください。
さきがけ研究室体験制度を利用した研究室配属のステップ
1
研究室紹介や授業で気になる研究室を見つける。
2
担当教員に相談し、日程を調整して研究室を見学する。
3
担当教員との面談後、研究室体験の受け入れが決定する。
早く研究を始めた分だけ、自分の成長につながる
生体情報計測研究室
(静岡県立沼津工業高等学校出身)
本学大学院進学
さきがけ研究室体験制度を利用して、2年生の夏に「生体情報計測研究室」へ申込み体験がスタートしました。事前に行われた研究室見学の際には、担当の本井先生や所属していた先輩方に研究室の雰囲気や研究内容についての話を聞きました。そこで健康状態を計測することが健康維持に大きな影響を与えると知り、希望を出しました。
体験期間は約1年間。3年生後期の正式配属も、もちろんこの研究室を選びました。
通常よりも早く研究室を体験できて良かったことは2つあります。1つは時間に余裕ができて、自分の研究はもちろん、仲間の研究に対する理解も深まったこと。もう1つは、早く研究に携われた分、多くの失敗を経験しながらも、同時に成長もできたことです。
現在の研究は、血圧計測システムの開発をしていますが、大学院でも続けて、将来的には医療工学系の技術者になりたいと考えています。
体験期間は約1年間。3年生後期の正式配属も、もちろんこの研究室を選びました。
通常よりも早く研究室を体験できて良かったことは2つあります。1つは時間に余裕ができて、自分の研究はもちろん、仲間の研究に対する理解も深まったこと。もう1つは、早く研究に携われた分、多くの失敗を経験しながらも、同時に成長もできたことです。
現在の研究は、血圧計測システムの開発をしていますが、大学院でも続けて、将来的には医療工学系の技術者になりたいと考えています。
国家資格 電気主任技術者資格 認定校
本学は、国家資格「電気主任技術者」の認定校です。「電気工学コース」において指定科目を全て修得し卒業した者は、所定の実務経験を積み、申請により資格が交付されます。
電気主任技術者とは
工場やビル、電気設備等に関する工事・保守、運用などをする際の保安監督業務。監督者を置く ことが法令で義務付けられており、その責任者となる者のこと。
※指定科目は、デジタルパンフレットのP57-P58にてご確認ください。
※[資格申請に要する実務経験年数]…第三種1年、第二種3年、第一種5年と定められています。
※[資格申請に要する実務経験年数]…第三種1年、第二種3年、第一種5年と定められています。
成績上位者ならびに優秀卒業研究賞の表彰制度
単年度成績上位の学生5名と、1年を通して優秀な卒業研究をおこなった学生および卒業研究発表が優れていた学生に対し、副賞を添えて表彰しています。学生の「やる気」を喚起させる制度として毎年実施しています。