コンピュータシステム学科データサイエンス専攻
2020年4月開設
膨大なデータを可視化することで仮説構築の根拠となり、そこから生み出す新たな知見が意思決定の一助となる。
つまり、データサイエンスの使命は、未来社会を創造することです。
つまり、データサイエンスの使命は、未来社会を創造することです。
入学定員15名
ページ内目次
専攻について
[数学]×[データ]×[ICT]によって、「社会の課題解決」を図れる人材を育成する
<データサイエンティストのスキルセット・人物像>
専攻長メッセージ
富樫 敦 特任教授
データサイエンス・人工知能研究室
世の中のあらゆるデータに、今までにない意味を持たせる
データサイエンスとは、数学や統計学を使ってデータから価値ある情報を引き出すことです。
例えば、光は3原色である赤、緑、青を混ぜる割合の数値を変化させることで多くの色を表現しています。他にも音は大きさ、文字は使われる回数など、様々なものは数値化できるのです。世の中にある多種多様なデータに意味を持たせ、それがどんな原理で、何に応用できるのかを学ぶのが、データサイエンス専攻です。
また、PBL授業ではグループ内の学校や企業と連携し、各種データを実際のビジネスに活かすため、より実践的な教育をしています。この学びを通して、学生のコミュニケーション能力をはじめとした、社会で必要なジェネリック・スキルも伸ばしていきます。
例えば、光は3原色である赤、緑、青を混ぜる割合の数値を変化させることで多くの色を表現しています。他にも音は大きさ、文字は使われる回数など、様々なものは数値化できるのです。世の中にある多種多様なデータに意味を持たせ、それがどんな原理で、何に応用できるのかを学ぶのが、データサイエンス専攻です。
また、PBL授業ではグループ内の学校や企業と連携し、各種データを実際のビジネスに活かすため、より実践的な教育をしています。この学びを通して、学生のコミュニケーション能力をはじめとした、社会で必要なジェネリック・スキルも伸ばしていきます。
企業インタビュー
山田 宏昭 様
株式会社TOKAIコミュニケーションズ
システムソリューション本部
ITプロフェッショナル推進室 室長
業界が求める「データサイエンティスト」とは。
IT業界はもとより、どの業界においても今はサービスが飽和状態です。そのため、市場を拡大するためには新たなサービスを作り上げることが必要です。そのヒントとなるのがビッグデータです。
インターネットやIoTなど、現代ではあらゆる物からデータが収集されていますが、その膨大なデータを活用しきれていないのが現状です。これからの厳しい時代を勝ち抜くには、データを単に分析するだけではなく、ビジネスにつながる価値ある情報に転化させることが必要です。
TOKAIグループでも膨大な顧客データを有していますが、グループの戦略としてこのビッグデータから新たなサービスを創造し、顧客に新たな価値を提供るすためにもデータサイエンティストの力が必要なのです。また、システムインテグレーション事業においては、これまでのように顧客から明確な要件が示されるシステム開発は減少していきますので、顧客が抱える問題に共に取り組み、ソリューションを提案するためにも、データサイエンティストのニーズは高まる一方でしょう。
データサイエンティストを志す学生の方に申し上げたいのは、「さまざまな事に興味を持つ」という事です。前述の通り、この仕事のスタートラインは顧客と共に問題に向き合い、考えるということです。顧客の業種、仕事に好奇心を持って取り組み、自分の事として本質を捉える広い視野が求められるのです。
静岡理工科大学様も弊社も同じ静岡に拠点がある者同士、産学連携により技術を高めあって、静岡から世界に発信できる技術を生み出していきたいと思います。
インターネットやIoTなど、現代ではあらゆる物からデータが収集されていますが、その膨大なデータを活用しきれていないのが現状です。これからの厳しい時代を勝ち抜くには、データを単に分析するだけではなく、ビジネスにつながる価値ある情報に転化させることが必要です。
TOKAIグループでも膨大な顧客データを有していますが、グループの戦略としてこのビッグデータから新たなサービスを創造し、顧客に新たな価値を提供るすためにもデータサイエンティストの力が必要なのです。また、システムインテグレーション事業においては、これまでのように顧客から明確な要件が示されるシステム開発は減少していきますので、顧客が抱える問題に共に取り組み、ソリューションを提案するためにも、データサイエンティストのニーズは高まる一方でしょう。
データサイエンティストを志す学生の方に申し上げたいのは、「さまざまな事に興味を持つ」という事です。前述の通り、この仕事のスタートラインは顧客と共に問題に向き合い、考えるということです。顧客の業種、仕事に好奇心を持って取り組み、自分の事として本質を捉える広い視野が求められるのです。
静岡理工科大学様も弊社も同じ静岡に拠点がある者同士、産学連携により技術を高めあって、静岡から世界に発信できる技術を生み出していきたいと思います。
充実した教育環境
先進的なデータサイエンス専攻教育プログラム
STEP 1 専門基礎科目群 |
「基本的な知識・技術の獲得とデータサイエンティスト像の確認」 基本的な数学、英語、基本的なICTなど今後必要になるスキルを身につける。また集中講義「データサイエンス入門」で社会的意義を学び、データサイエンティスト像を明確にする。 |
STEP 2 専門科目群 |
「分析を活性化する可視化手法の獲得」 データサイエンス演習Ⅰ、Ⅱの中で、典型的な事例を通して、データサイエンスにおけるデータの可視化技術や分析手法を身につける。R、Pythonなどの機械学習向け言語の習得も図る。また分析対象となる基本的な知識と分析アプローチを獲得する。 |
STEP 3 専門上位科目群 |
「実践的なデータ解析手法の獲得と、課題解決フローの習得」 データサイエンス実践演習Ⅰ、Ⅱの中で、協力企業と連携してデータを提供してもらい、企業の課題解決につながるような実践的な解析を実施する。ビッグデータを取り扱い、IoT環境の構築、クラウド環境、AIプログラムの活用を行うことができる。 |
STEP 4 コース別科目群 コース別上位科目群 |
「意思決定に寄与するデータ解析手法の獲得」 海外研修プログラム、卒業研究を実施する中で、個々の企業・団体と連携した研究に取り組み、データサイエンス解析手法を活用した結果を提案する。また研究成果を外部に発表する場を設け、研究成果を的確な提案につなげるように、質の向上を図る。大学院進学希望者には、研究の継続・発展が可能なプログラムを提供する。 |
世界標準の学習支援ツール
MathWorks社の数値解析ソフトウェア「MATLAB」、「Simulink」を使用できる環境です。世界百万人の技術者や科学者が利用しており、航空宇宙および自動車から、生命工学、エネルギー生産、金融サービス、医療機器、鉄道システムまで、様々な業界で使用されています。豊富な関数ライブラリとグラフィックツールがあり、様々な分野の解析に利用しています。
(MathWorks社のサイトはこちら)
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学生が身につける知識・技術
世界標準の学習支援ツールや先進的な教育プログラムを通して、情報基盤、データ、情報数理アプローチなどデータサイエンティストに必要な技術を身につけていきます。
先進的で特色ある教育
データサイエンス専攻では、AI・データサイエンス時代に応え、世界へと羽ばたけるデータサイエンティスト、将来に渡って必要で社会の担い手となる高度ICT技術者、そして、斬新な発想ができる研究者を生み出していくことを目指しています。